どうせやるなら全力で

受験勉強のやり方(院試)や、その他もろもろ



どうもこんにちは。


大まかな勉強の流れは

外部受験の流れ

↑の記事で説明しました。が、今回はさらに詳しく勉強のやり方について説明していきたいと考えています。






面倒くさいから3行で言えって方は4. まとめを見ていただけたらオッケーです。笑


1. 勉強をする環境

勉強をするためには、勉強をする環境を整えなければなりません。


と、いうのは半分正解で半分間違いです。

私の思うベストな勉強をする環境は、「いつでもどこでも」です。

あなたは勉強をするとき、図書館に行かなければ、カフェに行かなければ勉強ができない体質ですか?

実際そんな体質はありません。思い込みです。断言します。思い込みです。


勉強などしようと思えばどこでもできます。ただ、それが出来ない人は習慣がついていないだけです。

例えば、リビングで勉強が出来ますか?
もし出来ないのであれば、あなたにとってのリビングはくつろぐ場所であり、テレビやスマホを見たり、ご飯を食べるところであると考えているからです。

あなたがその場所において勉強をするという習慣を組み込んでいないだけで、勉強ができる場所を探せばどこにでもあるのです。

電車の中でも、大半の人がスマホでゲームをしたり、SNSを見たりしています。が、そんな中でも、自分が解いた問題をpdfとしてスマホに入れておくだけで、いつでもどこでも見ることができます。


自分はいつもリビングで勉強をして、移動中の電車の中ではpdf化した自分の解答を見ていました。

リビングには自立式のブックスタンドを置いて、そこに教材などを置いて勉強していました。





勉強をいつでもどこでもできるような習慣をつけていきましょう。




2. 勉強道具

次に、勉強道具についてです。

勉強道具はとことんこだわりましょう。


勉強道具は勉強中にいつも目につく物です。

気にしているつもりはなくても、視界には入っているので、知らないうちにモチベーションが向上しています。

私は研究室見学の時についでに行ったデパートで買った2000円ほどのお気に入りのシャーペンで勉強を頑張っていました。


こいつ。

過去問の解答を作製する時は、

・過去問(電子版でも紙でも可)
・A4のコピー用紙 ※なぜ綴じられたノートを使わないかは後述します。
・解答
・必要であれば参考書
・スマホ

これらを使っていました。



3. 勉強の流れ

次に勉強の流れについて説明します。


①過去問の解答を作製する

何も手がかりがない外部院試において、過去問こそが問題の傾向を知る唯一の手がかりであり、過去問を解いてみることから院試

過去問を解いてみて、分からなかったところは参考書、スマホを使って徹底的に分かるまで調べる。

調べた際に自分の知らなかったor覚えていなかった箇所があれば解答の横に枠などで囲って書き入れておく。

どうしても分からないところは後日友人や先生に聞いてみる。

これらの作業を経て、自分だけの参考書を作製しましょう。

これを、教科ごと、併願校がある場合は学校別に教科ごとに分けてクリアファイルに保管しておくと見直す時にラクです。

なぜ、ノートを使わないのかというと、この作業がA4コピー用紙だと紙を自由に使えるのでラクにできるからです。

また、再び解答を見回していると修正や追記をしたくなる部分が出てきます。

そんな時に綴じられたノートでは後ろに既に書いてしまった事項との兼ね合いもあり、融通が効かなくなってしまいます。

また、コピー用紙は500枚入りで300円くらいで買えると思います。



値段も安くて汎用性の高いコピー用紙を使わない手はありませんね。


②作製した解答を見直す

正直、解答の作製は自分がわからない点、忘れている点を見つけ出すために必要な「作業」だと思っています。

上記の作業の途中にも調べたことをインプットすることが重要ですが、作業が終わったらもう一度その解答を見ながらで良いので過去問を見直します。

この時、実際に解いていく道筋をイメージしながら見直すという意識をするだけでも、単に見ているよりも頭に入って来やすさが全然違います。

私は最低でも過去問7〜10年分を2周はしていたと思います。

これは賛否両論あると思いますが、2周目と言っても、わかりにくい問題以外は見て学ぶだけで解いてはいません。
正直頭でわかりきっている事を書く暇があればその間に2回以上見られると考えているからです。

私は2周目は見て学ぶ事をメインにする事をオススメします。

ここで、いつでもどこでも見て学ぶため、解答をpdf化するには

↓のアプリを使っていました。
CamScanner



③併願校がある場合は併願校の対策 その他問題集を解く

誰かの解いた解答が既にあった場合は自分で考えるという作業が1から解いた人よりも足りていないので、さらに入念に過去問と解答を読み通し、併願校についても同様に行ってください。

受験校だけの過去問ではやはりカバーしきれない範囲もありますし、併願校の過去問を解く事で、新しい解法が見つかったり、何より問題に対して柔軟に考えることができるようになります。

それでも足りない!という方はその他問題集を解くのも手です。


4. まとめ

勉強の仕方を大まかにまとめると、

お気に入りの勉強道具

過去問を解いて自分の参考書をつくり周回する

必要であれば併願校の過去問と参考書も解く


以上になります。



皆さんの努力が報われます様に。幸運を祈ります。



どうもこんにちは。


近年何かと英語力と言われているので、TOEICの点数を取っておいて損はないと思います。実際、就職試験でもTOEICの点数をエントリーシートに書かせる会社もありますし、もちろん大学や大学院試験についてもほぼ全ての大学・大学院が英語試験を課しています。


しかし、この記事を見ているということは、TOEICの点数が伸び悩んでいる、もしくはTOEICなんて受けた事がないけど短期間で高得点が狙えるなら…と少しでも考えているという事でしょう。


私はTOEICテストにおいて、

大学1年で425点

大学2年で525点

大学3年で755点

を獲得しました。現在は890点が最高点です。自分は短期集中型なので、755点を取るまでの勉強期間でいうと合計3ヶ月間だったのですが、試験の期間に幅があった上に部活動なども並行して取り組んでいたので、集中すればもっと高得点を狙えるかもしれません。


この記事ではTOEIC750点を取った時の勉強道具や勉強法などを解説していきます。







1. そもそもTOEICってなに?


まず、TOEICについて全くわからないという方に、TOEICの試験内容について説明します。

受験した事のある方、必要のない方は読み飛ばしていただいても大丈夫です。


進学や就職で一般的に提出が必要とされるTOEICテストは、ほぼListeningとReadingの力を測るTOEIC L&Rテストになります。


試験時間 Listening45分・Reading75分   計2時間

問題の数 Listening100問・Reading100問  計200問

試験方式 マークシート方式

スコア Listening495点・Reading495点  計990点満点

試験回数 1年に10回(2月、8月を除く全ての月)

TOEIC試験申し込みはインターネットやコンビニの端末などで行え、受験料は5725円(税込)です。


Listeningセクションは

Part1 写真問題(6問)
1枚の写真について音声が流れ、4つの写真の中から正しいものを選ぶ問題。

Part2 短文応答問題(25問)
1つの質問または文章と、それに対する3つの答えが放送され、最も適当な答えを選ぶ問題。

Part3 会話問題(39問)
2人または3人の会話が放送され、問題用紙に印刷された設問と設問に対する解答から最も適当な答えを選ぶ問題。

Part4 説明文問題(30問)
放送されるアナウンスやナレーション、留守番電話などを聞いて、問題用紙に印刷された設問(放送もされる)と設問に対する解答から最も適当なものを選ぶ問題。


以上の4つのパートで構成されています。



Readingセクションは、

Part5:短文穴埋め問題(30問)
4つの選択肢の中から、最も適当な答えを一つを選ぶ穴埋め形式の文法問題。

Part6:長文穴埋め問題(16問)
4つの選択肢(単語や句、文)から最も適当な答えを一つを選ぶ穴埋め問題。

Part7:長文読解問題 1つの文書:29問 + 複数の文書:25問
文書を読み、設問の解答から最も適当な答えを選ぶ問題。


以上の3つのパートで構成されています。



2. Listening対策の為の勉強道具


さて、Listening対策をしたいけどどんな教材を使えばいいのかわからない!というそこのあなた。


安心してください。Listening対策には一種類の教材だけで大丈夫です。



その名も「TOEIC 新公式問題集」です。




とにかくこの問題集を3冊用意して、1冊毎にTOEIC本番と同じ長さの問題が2つあるので、1つずつ飛ばし飛ばしにやってみましょう。


そして、次は自分のレベルに合わせて再生速度を変えてみましょう。


私はiPhoneにCDの音源を入れていたので、「ハヤえもん」というアプリを使って再生速度を調整していました。


↓からダウンロードできます。

ハヤえもん

慣れてきたら、1.3倍程度に挑戦してみましょう。自分が755点を獲得した時は、1.3倍でなんとか7〜8割を聞き取れていました。

3. Reading対策の為の勉強道具

次に、Reading対策の本についてです。

ここでは三種の神器を紹介させていただきます。


「1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急」




「新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編」



「金のフレーズ2(アプリ版を推奨)」



以上の3つです。


まず、「1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急」を使ってPart5、Part6への苦手意識を無くしていきます。

この本は解答が充実しており、ある種TOEICのReadingを解く時のテクニック的なものも身につくのではないかと思います。


次に、「新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編」を使って、「1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急」ではまだ不安定な土台をさらに固め、文法問題は稼ぎどころという自信をつけます。


最後に、「金のフレーズ2(アプリ版)」ですが、これはListening対策としても勿論必要なものです。が、Readingではより単語帳である「金のフレーズ2(アプリ版)」が重要になります。

なぜ、書籍版ではなくアプリ版なのか?という点についてですが、それはこのアプリに搭載されている音声認識で行う単語テストの素晴らしさによってです。

初期設定では4択問題をタップして解答するのですが、設定を音声認識に変えることで、選択肢を表示させずに自分の声で解答である単語を発音することで、正誤の判定をし、テストを行うことが出来るのです。

自分で英単語を発音することにより、正しい発音を覚えられることに加え、TOEICでは測れないスピーキングの力も多少なりともつくからです。

また、アプリ版を使うもう一つの利点は、持ち運びが容易で、コンパクトあることです。

書籍では移動時などの電車内で開くのは難しくとも、スマホであればいつでもアプリを開け、スキマ時間にササっと勉強をすることができます。

4. 勉強をする際の注意

ここまで勉強道具を紹介してきましたが、特に私が紹介した勉強道具を使う必要はありません。

むしろ、私の紹介した勉強道具を参考に、自分が一番良いと思ったものを使っていただいた方が点数は伸びると思います。

ここで注意していただきたいのが、参考書の数を増やし過ぎないことです。

多くの問題を解けば、その分満足感は得られますが、普通の人間が複数冊の本をマスターするにはそれなりに時間がかかります。

それにも関わらず、参考書の数だけ増やして問題数は多く解いても、実践で使える力は思ったより身についていない事が多いです。

私がここで言いたいのは、自分が本当に気に入った参考書を、とことん使い潰していってほしいという事です。

自分が気に入った教材なら、その分参考書を開く時のおっくうさも無くなりますし、いい事づくめだと思います。

あと、確実に買っておいた方が良いものがもう一つあります。
「マークシート用シャープペンシル」です。



これはまじで革命が起きます。本来塗りつぶすなんて作業は解答自体とは関係のない部分なので、さっさと済ました方が良いです。
間違ってもマークシートをクルトガで塗りつぶすなんてことのないようにしてください。あれは細くてきれいな字を書くためのものであって塗りつぶしには最悪です。

5. TOEIC試験に際する注意

最後に、TOEIC試験を受ける際の注意です。


エナジードリンクをテスト直前にガブ飲みするのはオススメしません。


リーディングセクションあたりでとんでもない尿意に襲われます。(755点獲得時のテスト体験談より)


初めの記事として、外部大学院試験を受ける際の流れについて説明しようかと思います。


外部生は、内部生に比べ圧倒的にその大学院の試験に関して情報量が少ないです。


そのアドバンテージをカバーするため、少しでも自分で計画を立て、分からないことは恥ずかしがらずに訪ねることが重要になります。




具体的な期間でいうと、

1. 志望大学院(研究室)の決定と研究室訪問 → 1〜2ヶ月
2. 英語(TOEICまたはTOEFL)試験の対策 → 1〜2ヶ月
3. 過去問の解答作成 → 3〜4ヶ月
(4. その他問題の補填)


学部3年生の春休み前頃から志望研究室を調べ始め、研究室訪問は春休みの中頃に、春休み明けにはすでに英語試験対策をスタートしていたと思います。その後、4月中旬頃から本腰を入れ始め、8月に試験を受けました。


自分としては集中するところはしていたが、まだまだ時間効率は上げられたと思っているので、あくまで目安として考えてください。


途中、メンタルがやられ1〜2週間ぶっ通しでゲームをしていた事もあったので、実際はもっと少ないかもしれません。


1. 志望大学院(研究室)の決定と研究室訪問


まずは自分のやりたい事を明確にし、興味のある研究室を調べて研究室訪問をしましょう。


研究室を訪問する前に、研究室HPなどからその研究室のボスの連絡先を見つけ出し、連絡を取ることも大切です。


自分が思っているよりも教授の方々や研究生の方々は歓迎してくれるので、そこまで気負う必要はないと思います。

ただ、「今はどんな研究してるの?」ぐらいには聞かれると思うので、そこで慌てないように大まかで良いので、現在行っている自分の研究について説明できるようにしておくと好印象が得られると思います。

ちなみに、研究室訪問の際に手土産を持って行くと喜ばれます。


また、外部生にとってはこの研究室訪問でいかに内部生の先輩方から情報を頂けるかが鍵になるので、積極的に質問し、過去問などもここでゲットできると、今後の院試対策が非常に捗ります。


最後にどなたかの連絡先を頂けると、気軽に相談をする事もできるので恥ずかしがらず連絡先を聞いておくと後々助けてもらえます。


2. 英語(TOEICまたはTOEFL)試験の対策


まずはほとんどどこの大学院でもTOEICやTOEFLの提出を課していたり、独自の英語試験を行っていると思います。


僕は大学院試対策を始める前にTOEIC835点、京都大学大学院を志望する事を決めてからTOEFL77点をとっていたので、ギリギリまで英語試験対策をしていた訳ではありませんでした。


専門科目などを勉強している間に英語試験の対策をしても思うように得点が伸びないと踏んでいたので、早い段階で英語は終わらせておいたのですが、実際それは正解であったと感じているので、英語試験の対策は序盤に終わらせておく事をお勧めします。


詳しい勉強道具や勉強法はこちらの記事で。

3ヶ月でTOEIC750点以上獲得する方法



3. 過去問の解答作成→演習


さて、ここで 1. 志望大学院(研究室)の決定と研究室訪問 でゲットした過去問達の出番です。

志望大学院の学部での講義を受けていない外部生にとっては、何と言っても過去問が命綱であり、もっとも価値の高い参考書となります。


普段受験勉強並みの勉強をしていなかった方は、初見では恐らく3割も解けないと思いますが、絶望せずに問題に取り組んでみましょう。(管理人は1割も解けなかった)


ここで、分からない問題があれば遠慮なく先生方や友人に聞いてみましょう。

実際自分も20時頃まで先生の部屋に篭り質問をしながら勉強していた事もありました。


友人にも相談すれば思わぬ収穫が得られるかもしれません。
実際自分は自分一人の力だけでは院試合格に至らなかったとまで思っています。

それ程までに共に悩んでくれる方の存在は大きいと感じました。


また、近い年数の過去問は触れずに置いておき、試験が近づいてきたら演習として時間も測りながら解いてみるといいでしょう。しかしここで全然解けなかったからといって絶望せず、最後まで諦めずに知を蓄えましょう。



詳しい勉強道具や勉強法はこちらの記事で。

院試勉強のやり方



(4. その他問題の補填)


実は、過去問を解いて行く上で必要な知識は常に調べながら解いていたので、その他の参考書を用いた演習を行っていませんでした。


しかしやはり院試では過去問と同じ問題は出題されないので、問題を解く際に柔軟な考え方ができるように、参考書を用いて勉強を進めておく事も必要だと思います。

ただ、参考書にあるひねくれた問題などは解く必要はないと思います。


それよりも院試で聞かれるのは本質を理解しているかの問題であると思っているので、ひねくれた問題を解くよりは解説の詳しい参考書の問題を解くのがいいと思います。


外部受験に際する注意


外部受験はとても苦しいものであり、暗闇の中を一人歩いているような錯覚を起こすかもしれません。


実際僕も初めて過去問を見たとき、先輩方に話を聞いたときは絶望感しかなく、もう受験をやめてしまおうかと思うほどでした。


そんな時こそ、誰かに頼って欲しいのです。

それは現在のあなたの担当教員でも、講義が分かりやすかった先生でも、友人でも誰でも良いのです。


不安は沢山あると思いますが、皆さんが志望研究室に合格することを心から祈っています。

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